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2019/01/08

1月8日(火)アクティブタイムズ

Tweet ThisSend to Facebook | by 日進中学校管理者

 3学期が始まりました。そろそろ、1年間を見通した指導の集大成の時期です。生徒の様子は、先生方が思い描いた姿に近づいているでしょうか。子どもたちの学習環境はより良いものになってきているでしょうか。

学習環境というと、教室環境とか教材教具・学習機器のことが話題に上がりがちですが、最も大事なのは、学び合う関係性、お互いを肯定できる支持的風土ではないかと思います。日々の授業の中で築きあげられる良好な人間関係が学習の下支えになりますし、また、学習を通してそのような関係を築いていくことも可能ではないでしょうか。年をまたいでしまいましたが、そのような良好な関係を築いていくために、私たちが生徒に教えてあげられる対話のスキルとして、アサーション授業というのがあると昨年からシリーズ化して、お伝えしてきました。

 今回は、一番のポイントである、アサーション授業で、アサーティブな表現をどう習得させるかについてお話したいと思います。アサーティブな表現は、次の4つのスキルを身につけるとよいと言われています。

①自分の気持ちは「わたし」を主語に

「わたし」を主語にすると、伝え方が優しくなります。反対に、「あなた」を主語にすると、言い方がきつくなってしまうことが多いです。たとえば、恋人からのメールの返事が遅いとき、「あなた」を主語にするとこんな感じになります。「あなたはメールの返事が遅い。」これを、「わたし」を主語にすると、「わたし、あなたからのメールの返事が遅いのが寂しいんだ。」どうですか。ちょっと柔らかくなったと思いませんか。そうすると、相手はこちらの言葉を受け取りやすくなります。

②相手の気持ちも聞いてあげよう

 アサーティブな表現を身につけるというと、どのように伝えるかということに意識が向かいがちですが、自分の気持ちをしっかりと伝えるとともに、相手の気持ちをしっかりと聞くことによって自他尊重の心は育まれるということを語ってあげたいですね。

③「どうして」はあとまわしにしよう

相手の気持ちを聞くときによく使うフレーズに「どうして」があります。この言葉を最初にもってくると尋問調となるので、相手は責められているように感じます。例えば、「どうしてお友達とケンカしたの?」「どうして学校に通えないのですか?」など。このフレーズを使いたいときは、「お友達とケンカしたのはどうして?」とか「学校に通えないのはどうしてですか?」などのように質問の最後に入れると表現が柔らかくなります。

④気持ちを伝えて聞いて「ありがとう」

「時間をとって聞く」という一点において聞き手は話し手に関心を向けます。そのことへの感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉に託すことができます。また、逆に自分の気持ちを話すのは、実は勇気のいることなので、勇気をふるって伝えてくれた相手に「ありがとう」で感謝の気持ちを伝えることも、双方向の円滑なコミュニケーションのために大切な要素ではないでしょうか。

これらの簡単な4つのポイントだけでも指導をすると、良好な関係を築けるのではないでしょうか。



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